スペインアンダルシア地方の見どころの一つに白い村がありますが、その中でも一番有名なのがミハスですよね。
全ての家の壁が真っ白に塗られているので、まるでおとぎ話の中に入り込んだような気分になりますよ。
でも海外旅行に慣れていなかったりすると、ミハスのような小さな村に一体どうやって行けばいいのかいまいちわからなくて不安だという人もいるかもしれません。
それではそんな人のためにここではミハスの見どころや行き方について詳しく紹介していきたいと思います。
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ミハスの観光のポイント① どんな場所がある?
ミハスのような白い村は村自体が見どころで、観光の醍醐味は村の散策になります。
ミハスは村中の道を散策しても1時間から2時間で周ってしまえる小さな村ですが、それでもいくつか観光のポイントがあるので紹介したいと思います。
闘牛場
闘牛場と聞くと大きなスタジアムを思い浮かべるかもしれませんが、ミハスの闘牛場は小さくて素朴でかわいらしいつくりです。
そして中に入って実際に闘牛が行われるアリーナを歩き回れます。
中が円ではなく楕円形なのが特徴なんですよ。
展望台
闘牛場の近くにある展望台からは、地中海が一望できます。
晴れの日だとアフリカ大陸まで見ることができますよ。
ラ・ペーニャ聖母礼拝堂
16世紀に建てられた礼拝堂です。
コンスティトゥシオン広場
ミハスの村の中心部です。
この広場にはお土産物屋さんやレストランが並んでいるので、ぜひ立ち寄りたいポイントです。
サン・セバスティアン通り
ミハスの中で一番きれいな通りだと言われ、ミハスの絵葉書の写真にもよく登場します。
壁に掛けられた植木鉢に咲く花が並んだ姿は、まさに白い村のトレードマークといえます。
ロバのタクシー
カラフルに装飾されたロバのタクシーはミハスの名物の一つです。
坂道の多い村の散策に疲れたら、乗ってみるのも乙ですよ。
ミハスの観光のポイント② 買い物
アマポーラ
ミハスにはお土産物屋さんが沢山ありますが、コンスティトゥシオン広場の近くになるこの店は品ぞろえもよく人気のお店です。
色々なお土産物屋さんを見て回る時間がないという人は、まずこのお店に足を運んでみてください。
ノボ ミハス
オリーブオイルやオリーブオイルの石鹸、それにキャンドルなどがずらりと並ぶお店で、アマポーラの向かいにあります。
オリーブオイルの石鹸は肌がしっとりして使い心地がいことから、スペインのお土産によく選ばれるアイテムですよ。
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ミハスの観光のポイント③ グルメ
ミハスの広場ではよくガラピニャーダの屋台を目にすることができます。
ガラピニャーダとはミハスの名物で、アーモンドに溶かした砂糖を絡めたお菓子です。
ほのかな甘みとアーモンドの香ばしさが癖になるおいしさなので、散策の途中で見かけたらぜひ試してみてくださいね。
美味しそう!!
ミハスの観光のポイント④ 気候は?
ミハスは山中にある村ですが、地中海の海岸線から近いので温暖な気候です。
春と秋に大雨が降ることがあるものの、1年のうち300日以上は晴れと天気にはとても恵まれています。
冬は冷え込むこともありますが、日本と比べると日差しに暖かさを感じることができます。
服装は基本的に日本と同じで構いませんが、以下に季節ごとにおすすめの服装をまとめたいと思います。
春におすすめの服装
長袖のTシャツか、半袖の服の上にカーディガンを羽織る。
朝晩は冷えることがあるので、軽めの上着があると便利です。
基本的に村中が坂道なので、靴は歩きやすいものにしてください。
夏におすすめの服装
半袖かノースリーブのトップスに、涼しい素材のパンツかショートパンツ。
朝晩はひやりとすることもあるので、薄手のカーディガンがあると助かります。
石畳の坂道なので、歩きやすいサンダルかスニーカーがおすすめです。
秋におすすめの服装
薄手の長袖のトップスに、ジャケットを用意しましょう。
靴は歩きやすいブーツかスニーカーがおすすめです。
冬におすすめの服装
ニットや厚手のシャツにジャケットかコートを気温に合わせて使い分けてください。
冷える時は冷えるので、マフラーや手袋も用意しておいた方が安心です。
靴は歩きやすいブーツかスニーカーがおすすめです。
以前の「スペインでの服装は?シーズンや場所にあわせた服選び!」という記事内で、スペインの各地域、シーズン毎のおすすめの服装や、観光する場所に適した服装を紹介しています。
観光する服装に迷ったら参考にしてみてくださいね。
⇒スペインでの服装は?シーズンや場所にあわせた服選び!
ミハスの観光のポイント⑤ 治安や物価は?
海外旅行をするうえで治安はやっぱり気になるし、事前にチェックしておいた方がいいポイントですよね。
ミ
ハスは人気の観光地であるとはいえ田舎にあるので、マドリードやバルセロナのようなスリや置き引きの心配はほとんどありません。
とはいえ絶対にないのかといわれると自信をもってYESとも言えないので、手荷物に最低限の注意はしておいてくださいね。
物価については人気の観光地ということで他のアンダルシアの田舎と比べるとそこまで安くはありません。
とはいえ、マドリードやバルセロナの物価に比べるとやはり安いので、お土産物を買うにはおすすめですよ。
スペインの物価やレストラン・バルでの平均予算、観光者が使う一日あたりの食費については「スペインの物価は日本と比べて高い?安い?」の記事内で紹介しています。
いくらくらいユーロに換えようか悩んでいたら参考になる記事だと思います。
⇒スペインの物価は日本と比べて高い?安い?スペインの物価は日本と比べて高い?安い?
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ミハスと各地の移動方法
ミハスは半日もあれば十分堪能できるので、マラガから日帰りで行くのが便利です。
それでは下にスペイン各地からの移動手段を紹介していきます。
マラガから行く場合
Avanza社のバスで約1時間15分です。
1日4便くらいで本数が少ないので、時間が合わない時はマラガからフエンヒローラまでバスか電車で行き、フエンヒローラからミハスへのバスに乗るという手も使えますよ。
ロンダから行く場合
Avanza社のバスでマラガまで約3時間、マラガでバスを乗り換えてAvanza社のバスで約1時間15分です。
バルセロナから行く場合
飛行機で約1時間半、バルセロナの北バスターミナルからマラガのバスターミナルまでALSA社のバスで約16時間半です。
そしてマラガからAvanza社のバスで約1時間15分です。
フリヒリアナから行く場合
フリヒリアナからネルハまでばすですぐで、ネルハからマラガまでALSAのバスで約1時間です。
さらにマラガからミハスまでAvanza社のバスで約1時間15分です。
ネルハーマラガのバスはマヌエル・アグスティン・エレディア通りから発着し、マラガーネルハのバスはバスターミナルから発着します。
マヌエル・アグスティン・エレディア通りからバスターミナルまで徒歩10分程度ですが、乗り換えの時間は余裕を見ておいてくださいね。
乗り物の乗り方
バスの乗り方
ミハスからマラガ行きのバスに乗る場合は、運転手さんからチケットを買います。
逆にマラガから乗る時はバスターミナル内にあるAvanza社の窓口でチケットを買うようにしましょう。
窓口は一つしかなく混みあっていることが多いので、バスの時間に余裕を持ってターミナルに行くのがおすすめです。
タクシーの乗り方
タクシーは日本と違って車体が白色です。
またドアが自動で開かないので、自分で開けて乗るようにします。
まとめ
- ミハスはアンダルシア地方で一番有名な白い街
- 自由に散策して回るのが何よりの醍醐味
- 展望台から見る地中海の眺めは絶品
- お土産物屋さんも充実
- ガラピニャーダをぜひ散策のお供に
- 気候は温暖
- マラガからの日帰り旅行がおすすめ
ミハスはスペインアンダルシア地方に点在する白い村のなかでも抜群の知名度と人気を誇ります。
そしてマラガからバス一本で気軽に行けるところも魅力ですよね。
日本でもテレビの旅番組などで紹介されることがあるので、知っている人も多いと思います。
ミハスの街並みは素朴で可愛らしく、日差しを浴びると真っ白な壁がきらきらと輝いて見えてとてもきれいです。
アンダルシア地方に行くなら、立ち寄ってみて絶対損はないですよ。
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