ある国やその国で暮らす人たちのことを知りたいと思った時、その国の人たちがどんな名前を持っているのかは特に興味が湧くことの1つなのではないでしょうか。

どんな名前が人気なのかや子供が生まれた時にどんな風に名前を付けるのかはその国の文化を象徴する事柄でもあります。

スペインに興味がある人の中には、スペイン人の名前について知りたいと考えている人もいると思います。

スペインの名前の種類は日本に比べて少ないものの、カルメンやマリアそれにホセなどよく知られている名前の他にも定番や最近人気の名前など色々あるんですよ。

笑

ここではスペイン旅行や留学を控えスペイン人の名前にはどんなものがあるのか気になっているという人のために、

  • スペインの男女別名前ランキング
  • スペインの名前についての豆知識

これらを紹介していきたいと思います。



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スペインの名前ランキング

name

それではまずスペインの名前ランキングを男女別で見ていきたいと思います。

2017年のIDのデータをもとに集計された2018年の5月に発表のデータから紹介します。

https://www.lne.es/sociedad/2018/05/29/son-nombres-comunes-espana/2294404.html

男性の名前ランキング

1位 アントニオ(Antonio)
2位 マヌエル(Manuel)
3位 フランシスコ(Francisco)
4位 ダビ(David)
5位 フアン(Juan)
6位 ホセ アントニオ(Jose Antonio)
7位 ハビエル(Javier)
8位 ホセ ルイス(Jose Luis)
9位 ダニエル(Daniel)

1位のアントニオさんは身近でも本当によく聞く名前です。

わたしの場合は親戚に何人もいて、話を聞いてるとどのアントニオさんのことなのか混乱してくるくらいです。

このランキングを見て思うのが、どれもとても伝統的なスペイン男性の名前だなということです。

上位の名前は大人の男性世代に多すぎるためか、逆に小さい子供でアントニオやフアンという子は少ない印象です。

2018年に生まれた男の子の赤ちゃんに人気だった名前はルーカス(Lucas)、マテオ(Mateo)、ウゴ(Hugo)でこのランキングに出てこないものばかりです。

時代が変わるにつれて人気の名前も変わっていくようですね。

★スペイン人男性についてもっと詳しく知りたい方へ
下記の記事でスペイン人男性の見た目や性格の特徴を詳しく紹介しています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
スペインの男性の大まかな特徴は?現地人からみた感想も交えて



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女性の名前ランキング

1位 マリア カルメン(Maria Carmen)
2位 マリア(Maria)
3位 カルメン(Carmen)
4位 ホセファ(Josefa)
5位 アナ マリア(Ana Maria)
6位 イサベル(Isabel)
7位 マリア ピラール(Maria Pilar)
8位 マリア ドローレス(Maria Dolores)
9位 ラウラ(Laura)
10位 マリア テレサ(Maria Teresa)

女性の名前で一番多いマリア カルメンなのですが、これはちょっと意外でした。

ただマリア カルメンさんの場合、普段マリアもしくはカルメンのどちらか1つだけ使っている人も多いので、知らないうちに出会っていたのかもしれません。

マリアさんとカルメンさんは大人の女性に本当に多い印象です。

女性でマリア+他の名前が多いのは聖母マリアが重要なカトリックの影響に加えて独裁者フランコが女の子にマリアという名前を付けるのを推奨していたからです。

マリアやカルメンは小さい女の子にもよくいますが、一番人気の名前というわけではないようです。

2018年に生まれた女の子の赤ちゃんにはアマジャ(Amaya)、マルティナ(Martina)、ルシア(Lusia)といった名前が人気だったようですよ。

★スペイン人女性についてもっと詳しく知りたい方へ
下記の記事でスペイン人女性の見た目や性格の特徴を詳しく紹介しています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
スペインの女性の大まかな特徴は?現地人からみた感想も交えて

スペインの名前についての豆知識

スペインの名前の構成

上のランキングでホセ アントニオさんやマリア カルメンさんのように名前が2つある場合があるのを不思議に思った方もいるかもしれません。

日本だと名前はまず1つだけだと思いますが、実はスペインは名前を2つまでつけることができるんです。

英語圏だとミドルネームというのがありますが、スペインでの2つ目の名前はこれとは違いあくまで名前の1つという扱いになります。

名前が2つある人はどんな風に呼ばれているかというと、2つの名前のうち1つだけを使っていることが多いです。

最初に来る名前を使うことが多いのかというとそうではなく、最初の名前がマリアの場合は逆に2つ目の名前を使っていることが多いです。

最近では子どもが生まれた時に名前を2つつけるのは珍しくなってきていて、名前が1つだけの子ども達の方が多いです。

またスペインでは夫婦別姓で子どもはお父さんとお母さんから1つずつ苗字をもらうので、スペイン人はみんな苗字が2つあります。

名前と姓が2つずつあるとものすごく長い名前になりますが、スペインではこれもいたって普通なんですよ。

名前の付け方と由来

何度か過去の記事でも触れたことがありますが、スペインでは名前をカトリックの聖人の名前から選んでつけます。

中にはケビン等有名人から英語の名前を付けることもありますがまだまだ少数派です。

ポイント

スペインで同じ名前の人が多いのは、限られた中から名前を選んでいることも関係しているんですよ。

スペインの町にはそれぞれその町の守護聖人がいるのですが、町の中で守護聖人の名前が人気になっていることも多いです。

マドリードではパロマ(Paloma)マラガではパウラ(Paula)という女の子が、他の町よりたくさんいるんですよ。



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男の人の名前と女の人の名前の見分け方

スペイン語の名前には私たち日本人には耳慣れないものも多く、活字で見ただけだと男の人の名前か女の人の名前か判断できないこともあると思います。

字面だけ見て男女を見分ける一番の目安は、名前の表記を見てoで終わるものは男性の名前が多く、aで終わるものは女性の名前が多いということです。

女性の名前でロシオ(Rocio)等例外もありますが、かなりの場合当てはまりますよ。

de って何?

スペイン語のdeは英語のfromのような出身地や所属それに由来を表す前置詞です。

スペインの名前には下記の例のようにこのdeが入っているものがあります。

マリア デル カルメン(マリカルメン) (Maria del Carmen)
マリア デ ラス ニエベス(Maria de las Nieves)
フアン デ ディオス(フアンデ)(Juan de Dios)

なぜ名前の中にdeが入っているのか特に意味や理由は決まっていないようですが、マリアと言えば聖母マリアでディオスはスペイン語で神を意味します。

なので名前にMaria deやde Diosがつくとその名前の守護聖人をさらに敬愛して呼んでいるような感じがするようです。

ポイント

ちなみにマリア デル カルメンとマリア カルメンは似ているようで全く別の名前名なので、呼び間違えないように注意してくださいね。

まとめ

  • スペイン男性に一番多い名前はアントニオ
  • スペイン人女性に一番多い名前はマリア カルメン
  • 子供につけるのに人気の名前はこれとは違っている
  • スペイン人は名前が2つあることがある
  • カトリックの聖人から名前をとっている
  • 名前の中には前置詞のdeがはいっているものも

スペイン人の名前を色々紹介いてきましたが、力強い響きのものが多いですよね。

かっこいいと感じましたか?それともちょっと変わった名前だなと思いましたか?

スペインでは例えば同じダニエルさんでも、そのままダニエルと名乗る人もいればダニとニックネームを使っている人もいます。

そしてこの呼び方には本人の思い入れや育ってきた歴史が詰まっているので、その人が自己紹介で名乗った通りに呼ぶようにしてくださいね。

スペインでは初対面でも年上の人でも上司でもみんなファーストネームで呼び合うので、仲良くなるにはその人の名前を覚えるのがとっても大切です。

笑

スペイン旅行やスペイン留学を控えている人は、知り合った人の名前をすぐに覚えられるようにあらかじめよくあるスペインの名前を知っておくと助かりますよ。



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