スペインで祝日に観光する時の注意点は？事前に日にちをチェック！

日本に子どもの日や建国記念日という色々な祝日があるように、スペインにも年間沢山の祝日があります。

日本だと祝日こそ観光地やデパートが大賑わいになりますが、スペインの場合は少し事情が違うんですよ。

ここではスペイン旅行の日程の中にスペインの祝日が入っていて観光するのに支障がないかどうか心配だという人のために、

• スペインで祝日に観光する時の注意点
• スペインで祝日に買い物する時の注意点
• スペインの主な休日

これらを紹介していきたいと思います。

スペインで祝日に観光する時の注意点

スペインのマドリードやバルセロナといった大都市の人気の観光地の場合、祝日だからと言って絶対閉まっているということはありません。

ただカトリックの国なのでカトリック教徒にとって大切な祝日の場合は、大都市でもほとんどの大聖堂や美術館といった観光地でも閉まってしまいます。

ほぼすべての観光地が休館になる祝日は下記の3日です。

これらの日は例えサグラダファミリア教会でもプラド美術館でも開いていないので注意してくださいね。

また上記の日に加えて沢山の観光地が休館になったり営業時間が短くなったりする祝日は次の4日です。

さらにカトリックとは関係ないものの労働者の日の5月1日も該当します。

日程にこれらの日が入っている時は、事前に行こうと思っている観光地のホームページ等で開館日時の情報を確認しておきたいね！

もしこれらの日にお目当ての大聖堂や美術館が閉まっている場合は、基本的にいつでも開いている広場や公園を散歩したり食べ歩いたりすることをおすすめします。

ただ12月25日と1月1日はレストランでも閉まっているところが多いので注意です。

当日観光地に行ってしまっていてがっかりというのを防ぐには、休館日の確認に加えて絶対行きたい場所は事前にチケットを予約しておくと安心ですよ。

スペインで祝日に買い物する時の注意点

観光地の場合、祝日でも開いていることがあるものの、お店の場合は祝日はほぼ例外なく閉まってしまっています。

これは各週の日曜日も同じなので注意しましょう。

スペインでは祝日や日曜日には買い物の予定は入れないようにしてくださいね。

とは言っても、海沿いの小さな町が続くエリアはバカンスに来る観光客が多いため7月と8月の間だけ日曜や祝日もスーパーやショッピングセンターが開いていることがありますよ！

ただ大都市だとほぼ例外なく閉まっているので、もし空いているところを見つけたら超ラッキーくらいに思っておくのが丁度いいと思います。

スペインの主な祝日

スペインの国が定めた祝日は下記のとおりです。

また上にあげたような国の祝日に加えてスペインには州が決めた祝日もあります。

マドリードのマドリードの守護聖人サン・イシドロを祝う5月15日や、アンダルシア地方のアンダルシアの日2月28日等は特思い入れの深い日になっています。

その他バルセロナにはバルセロナ州の祝日が、バスク地方にはバスク地方ならではの祝日があるので、国の祝日と合わせてチェックしておいてくださいね。

また州の祝日でもその州のお店はみんな閉まってしまうので注意してくださいね。

スペインの国と週の祝日一覧
https://www.diafestivo.es/
(Los días festivos nacionales＝国の祝日　Los días festivos regionales o locales＝主な州の祝日)

祝日以外にもスペインはシエスタ（昼寝）もお店の営業時間に影響することもあります。

まとめ

• 1月1日と12月25日はほぼすべての観光地が閉まっている
• その他にもカトリックにゆかりの深い日は休館になるところが多いので注意
• 1月1日と12月25日はレストランもあまり開いていない
• スペインの祝日には国の祝日と週の祝日がある
• どちらの場合も店は閉まっているので買い物は別の日に

日本だとほとんどのお店や観光地が閉まっているのは元旦くらいですが、それと比べるとスペインはお店や観光地が休みになる日が多いです。

特に年末年始に旅行する人は、事前に行こうと思っている観光地の休館日情報を必ずチェックしておいてくださいね。

旅行日程に祝日が多くてちょっとがっかりという人もいるかもしれません。

でも人気の町はただぶらぶらと散歩して街自体の雰囲気を感じるだけでも楽しかったりするので、のんびりした空気を満喫するのもそれはそれで旅の醍醐味ですよ。

さらに街に繰り出して思いっきり休日を満喫しているスペインの人たちの姿を見ると、騒々しくもなんとなく元気な気分になります。

良い旅の思い出を作ってくださいね！