スペインの大聖堂や美術館といった観光スポットの写真はよく目にすると思いますが、街並みの写真は目にする機会が少ないのではないでしょうか。
でも街の中を気ままに散策するのも旅行の醍醐味で、スペインの街並みがどんな感じなのかはとても気になると思います。
街並みの特徴を知っておいた方が、散策プランも立てやすいですよね。
もうすぐスペイン旅行へ出発するというような人は、自分がこれから行く街は一体どんなとこなんだろうと、ネットでいろいろな情報を探していると思います。
そこでここではスペインの街並みが気になって仕方がないという人のために、マドリードやマラガの街を中心に写真を添えて紹介していきたいと思います。
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スペインの街並み
マドリードのグラン・ビア通り
こちらはマドリードのど真ん中にあるメインストリートグラン・ビア通りです。
近代的な建物が並び路面にはバルやカフェそれにショップなどがひしめきあっています。
比較的新しく整備された通りではあるものの、この通りに並ぶ建物は豪華に装飾された見ごたえのあるものがたくさんあります。
マドリードに行くとこの通りの散策はマストですよ。
マドリードのアルカラ通り
グラン・ビア通りと合流しアルカラ門へとつながるアルカラ通りです。
黒っぽいドーム状の屋根に天使の装飾が印象的なこの建物は、絵葉書などにも使われることがある撮影ポイントですよ。
マドリードにはこの建物以外にも、こんなとても普通の建物には思えない手の込んだ装飾が施された建物が沢山あって、さすが首都の貫禄だと納得させられます。
マドリードのマヨール広場
こちらもマドリードの中心地にあるマヨール広場です。
スペインにはこの広場のように、四方を建物に囲まれた構造の広場がたくさんあります。
カフェのテラスが並び、運が良ければちょっとしたスタンドのお店が並んでいたりする、市民の憩いの場です。
街の散策に疲れたら、ここでまったりと休憩するのもいいですよ。
マラガのラリオス通り
マラガの中心ラリオス通りです。
マラガはアンダルシアの沿岸部にある国際的な街で、明るい街並みとビーチが魅力です。
その心臓部と言える歩行者天国のラリオス通りは、カフェやショップが並びいつも活気にあふれています。
夏の間だけ写真のように通りに日よけのテントが張られますよ。
セビリアの街並み
アンダルシアの州都セビリアの街並みです。
この写真はヒラルダの塔の上からの眺めになります。
マドリードやマラガと違い歴史的な建物が多く残る街並みは、とても情緒があります。
セビリアの歴史地区はアンダルシアらしさの宝庫で見逃せませんよ。
セビリアのグアダルキビル川
セビリアの街の中をゆったりと流れるグアダルキビル川です。
川沿いには黄金の塔に闘牛場といった観光スポットや、川の景観を眺めながら食事ができるバルなどもあるので散策におすすめの場所ですよ。
白い村
都会ばかりあげてきましたが、最後に村の街並みも紹介したいと思います。
白い村は世界遺産にもなってるスペインでも人気の観光地ですよ。
白い壁の家がずらりと並ぶさまはかわいらしい中にも長い歴史を感じさせる哀愁のようなものがあり、何とも言えない雰囲気です。
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スペインのバルやレストラン
マドリードのサン・ミゲル市場
マドリードのサン・ミゲル市場はもともと市場だったところを改装し、新鮮な魚介類やチーズそれにオリーブなどが食べられるバルの並ぶ屋台村のようにした場所です。
観光客や地元の人で常に賑わっていますが、好きなものを食べ歩きしていけるので色々なスペインの味を一気に楽しんでしまえます。
日本で修業したというスペイン人のおじさんが営むお寿司屋さんもあって、ついついいくつか注文したくなります。
海外旅行に行くと日本食が恋しくなるからお寿司が食べられるのは嬉しいね!
マラガの海岸沿いのカフェ
マラガの海岸沿いにあるカフェで、週末は地元の人たちでテラス席がごった返します。
こんな地中海の景色を楽しめますが、コーヒーやグラスビールが€2以下で楽しめてしまうところがアンダルシア地方のいいところです。
スペイン人は休日だとお昼前くらいから友達とカフェに集まってグラスビール1杯くらい楽しむこともあります。
- コーヒー café (スペイン人はコーヒーはカフェオレcafé con lecheにして飲みます )
- 紅茶 te (ミルクティーはte con leche でレモンティーはありません)
- ケーキ tarta
- ビール carveza
- ティント・デ・ベラーノ tinto de verano (赤ワインとファンタレモンを混ぜたアンダルシアの夏定番の飲み物)
スペインのショッピングについて
El Corte Engles
スペイン唯一のデパートチェーンであるEl Corte Englesです。
写真はマラガにある店舗ですが、マドリードやバルセロナはもちろんスペイン各地に店舗があります。
上質な商品はもちろん自社ファッションブランドのSfera等お求めやすい価格のものもあり、ショッピングの時間が限られているという人にはおすすめのポイントです。
食品売り場も充実していて、オリーブオイルやチョコレートといったお土産物を選ぶのに最適ですよ。
朝の10時から夜の10時まで営業で、シエスタの時間もずっと開いているところも便利です。
香水や化粧水を買うならドラッグストアで
マラガを中心に展開しているドラッグストアで、香水や化粧品の品ぞろえが抜群です。
スペインでドラッグストアは“Perfumeria”といって、写真のPRIMOR以外にもたくさんチェーンがありますよ。
セールの表示
スペイン語版“セール 最大50%オフ”の表示です。
スペインのセールは夏の7月から8月末までと冬の1月から2月末までが通例です。
稀に春や秋にも期間限定セールをするお店もあるので、店先に“Rebajas(セール)”の表示を見つけたら要チェックですよ。
ATM
スペインのATMです。
スペインのATMはこんな風に銀行の外壁に設置されていることがほとんどです。
順番待ちをする時には使っている人から3歩分以上開けて立つのが暗黙の了解になっています。
ATMを使っている時にこのルールを破って誰かが真後ろに立った時は、警戒するようにしてくださいね。
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スペインの新幹線AVE
スペインの主要都市を結ぶ新幹線AVEです。
マドリードーバルセロナの移動はAVEっていう新幹線を使うのが早くて快適なんだよね?
そうそう!マドリードーマラガやマドリードーセビリアの路線もあるから、アンダルシア観光にも便利だよ。
チケットは駅の中にある窓口で購入します。
観光シーズンは事前にインターネットでチケットを予約をしておくと安心ですよ。
予約番号をプリントした紙を持って窓口に行くと、チケットを発行してもらえます。
AVEの発着するプラットホームに入る時は荷物検査もありますよ。
まとめ
- 街並みの様子はスペイン各地で様々
- マドリードのサン・ミゲル市場はスペイン名物集まる食い倒れポイント
- アンダルシアのカフェの値段は日本と比べるとかなりお得
- 効率よくいろんなものを買い物したい時はEl Corte Inglesがおすすめ
- セールは“Rebajas”
- ATMは外付け
- スペイン版の新幹線AVEはマドリードーバルセロナ間の移動に便利
マドリードやアンダルシア中心の街並みを紹介してきましたが、これから訪れるスペインがどんな所なのか大体のイメージがつかめましたでしょうか?
スペインの街並みは地域によって本当に様々で、旅行していて飽きることがありません。
近代的な首都マドリード、芸術的でいて開放的なバルセロナ、素朴でスペインらしさいっぱいのアンダルシアとどこも魅力がいっぱいですよ。
訪れた街の空気を目いっぱい吸い込んで、その雰囲気を味わうのは旅の醍醐味でもあります。
観光スポットを駆け足で回っていくのもいいですが、時間があれば街の中をのんびりと散歩してみるのも楽しいですよ。
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