スペインの時差はどのくらい？時差ぼけ予防法も紹介！

スペイン旅行で気になることと言えば時差です。

日本とスペインの時差が一番気になると思いますが、ヨーロッパを周遊するような場合はスペインと他の国の時差も気になりますよね。

またサマータイムの期間にはさらに時間が変わったりするので、旅行前にちゃんと現地の時間を把握できるか不安になっている人もいるのではないでしょうか。

特にあらかじめ観光地のチケットを予約しているような場合は、1時間の勘違いのせいでチケットが無駄になってしまったなんていう事態にもなりかねません。

スペインと各国の時差

スペインと日本の時差

スペインはGMT+1の中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は通常8時間です。

これはスペイン本土ならマドリードでもバルセロナでも南部でも北部でもかわりません。

日本の時間の方が進んでいるので、日本時間からスペイン時間を計算する時は、日本時間から8時間引くようにしてください。

ただスペインとの時差で注意したい点が2つあります。

• サマータイムの期間があり時差が短くなる
• カナリア諸島はスペイン本土よりも時差が短い

まず一つ目はスペインでは3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までサマータイムになり、この間は日本との時差が7時間になることです。

10月の終わりから11月の初めまで旅行するといった人は途中で時間が変わるので、観光地のチケットを予約していたりする場合は注意してくださいね。

もう一つはカナリア諸島はスペインから1時間遅れた時間になっているので、日本との時差は本土より1時間多くなることです。

この2つさえ押さえておけば、2国間の時間の計算は結構簡単ですよ。

スペイン以外の国との時差も知りたいという人は、下記のサイトの世界の国との時差がわかる早見表を参考にしてください。

LOCALTIME.JP 日本と世界各国の時差
https://www.localtime.jp/

スペインと周辺国の時差

ヨーロッパ各国では西はヨーロッパから東はポーランドやハンガリーというかなり広い地域で中央ヨーロッパ時間が採用されています。

なのでスペインやフランスそれにイタリアやドイツといった西ヨーロッパ諸国を周遊する時は時差の心配はありません。

ただスペインよりさらに東にあるイギリスやアイルランドにポルトガル、アフリカ大陸のモロッコとはカナリア諸島と同様に+1時間の時差があります。

さらにはポーランドよりさらに東のフィンランドやトルコは東ヨーロッパ時間を採用していてスペインとは-1時間の時差があります。

スペインとこれらの国の間を行き来する時には時計の調整を忘れないでくださいね。

またサマータイムの期間については、英国と西・中央・東ヨーロッパ・それにモスクワでは3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までで統一されています。

下記のサイトでは世界の今の時間を地図から見ることができるので、チェックしてみてください。

The world time now
https://m.artjoey.com/map/

スペイン旅行の時差ぼけ対策は

まず最初に機内や旅行中にできる時差ぼけ対策を紹介していきたいと思います。

①飛行機に乗ったらすぐ時計を現地の時間にセットする

簡単にできてなおかつ効果的な時差ぼけ対策が、この飛行機に乗ったらすぐに時計を現地の時間にセットするという対策です。

日本からスペインに行く時はスペイン時間に、スペインから日本に帰る時は日本時間に時計だけ一足早く目的地に合わせてしまいましょう。

スペイン本土と日本の時差は通常時で8時間、サマータイム時で7時間ですが、飛行機に乗っている時間は13時間半から20時間とかなり長いです。

長いフライトは疲れますが、実はフライトが長いとその間に少しずつ体を現地時間に慣らせていけるという時差ぼけには嬉しい効果があります。

②飛行機の中で寝る時間は現地の時間に合わせて調整する

飛行機に乗って時計を現地時間にセットしたら、次は長いフライトでいつ仮眠をとるか考えます。

よほど疲れていない限り長いフライトの間ずっと寝ているのは難しいですよね。

③機内では水分をしっかりとる

脱水症状になると時差ぼけがひどくなると言われています。

機内は乾燥していて結構のどが渇くので、積極的に水分補給をするようにしてください。

④機内で寝れないときは耳栓を

機内でいつ寝るか決めたとしても、その時に上手く寝られなかったら困りますよね。

飛行機に乗っているとゴーというエンジンのような音が妙に気になったりもします。

機内ですんなり眠るためには耳栓やアイマスクなどの安眠グッズが役に立ちます。

⑤現地に着いたら現地時間に合わせて行動する

いよいよ現地に着いたら飛行機を降りた瞬間からできる限り現地の時間に合わせて行動するようにするのも大切です。

現地に朝到着したら例えば飛行機でほとんど寝られなくて眠かったとしても、観光に繰り出したりして動き回るようにしましょう。

朝や昼にはできるだけ寝ない方がいいですが、どうしても眠い場合は1時間以内だけ少し寝るようにして後はなんとか我慢してください。

スペインにはシエスタというお昼寝文化がありますが、旅行の初日に真似をするのは時差ぼけ対策からおすすめできません。

逆に現地に夕方や夜に着いた場合は寝る時間になったらあまり眠くなくても、部屋を暗くして寝るようにしましょう。

寝る前にお風呂に入ったり熱いシャワーを浴びるとリラックスして眠りやすくなります。

⑥朝日をたっぷり浴びる

時差ぼけになってしまったら、朝に太陽の光をたっぷり浴びるようにしましょう。

朝日を浴びると体が今は朝だと認識して、体内時計をリセットすることができます。

なぜ時差ボケになるの？

時差ぼけになる理由

時差ぼけ対策を紹介してきましたが、そもそもなぜ時差ぼけになるのでしょうか？

その秘密を握るのが体内時計です。

人間が夜になると自然に眠くなり朝になると自然に目が覚めるのは、体内時計が働いているからです。

ただ飛行機で時差のある場所に行くと、この体内時計と現地の時間が合わなくなって眠くなるタイミングや活動時間にずれが生じてしまいます。

体内時計は朝日を浴びたりして徐々に調整できるものですが、いきなり長時間の時差がある場所に行くとすぐには調節できずに時差ぼけの症状が出てしまいます。

5時間以上の時差のある場所に行くと時差ぼけが出ると言われています。

行きと帰りどっちがつらい？

時差ぼけは出発地点から西側に行く方が軽く、東側に行く方が辛いとされています。

西に行く場合は時差の関係で1日が長くなるので、夜更かしをする要領で長めに起きて時間を調整することができます。

逆に東側に行く時は1日が通常より短くなってしまうので、眠くなるタイミングや起きるタイミングがうまくつかめなくなってしまいます。

夜なかなか寝付けなくて気づけば昼まで眠っていたなんてことも起こるので、よりしっかりした時差ボケ対策が必要です。

日本からスペインに行く場合は、行きが西回りで帰りが東回りになります。

特に旅行後すぐに仕事という人は、朝確実に起きられるようにいつもより厳重に目覚ましをかけておいてくださいね。

★スペイン旅行について詳しく知りたい方へ
下記の記事でスペイン観光でおすすめの場所や料理それに治安などについて詳しく解説しています。よかったら参考にしてください。
＞スペイン観光のおすすめは？旅行を計画する前に知りたいこと

まとめ

• 日本とスペインの時差は8時間でサマータイム実施時は7時間
• スペインでもカナリア諸島だけは本土と－1時間の時差がある
• ヨーロッパではスペインより西に行くと－1時間の時差
• スペインを含むヨーロッパの広い地域は同じ時間を採用
• ポーランドより東に行くとスペインと＋1時間の時差
• 機内や現地でできる時差ぼけ対策はいくつかある
• 飛行機に乗ったらすぐに時計を現地の時間に合わせる
• 現地に着いたら多少眠くても現地時間に合わせて行動する

ヨーロッパにはスペインも含む中央ヨーロッパ時間から±1時間の3つの時間帯しかないので、周遊する時もある程度時間の管理は簡単です。

ただスペインとイギリス・ポルトガルはすぐ隣なのに時差があるのでちょっと注意が必要です。

またスペイン旅行を思いっきり楽しんだり、旅行後スムーズに日常生活に戻っていくためには時差ぼけ対策は大切です。

時差ぼけ対策は飛行機に乗ったその瞬間から始められて、簡単なものも多いのでぜひ試してみてくださいね。

対策しても酷い時差ぼけがあっても、日本からヨーロッパ方面に行く場合は2,3日で自然に解消されることが多いです。