海外旅行の準備をする時に悩むポイントと言えば、持っていく荷物の中身と現金をいくら外貨に交換するかではないでしょうか。
スペインに旅行するとなるとスペインの通貨のユーロが必要です。
ユーロの現金が少なすぎると現地で足りなくなって困りますし、多すぎると余ってまた日本円に交換するのに手数料を払うことになって損した気分になりますよね。
現金をいくら用意するか決める時に目安になるものの一つに、現地の物価があります。
例えば現金をほとんど飲食代に使おうとお考えている場合は、レストランやバルの予算を知っているとイメージしやすいですよね。
そこでここではスペインを旅行するのに現金をいくら用意するか迷っているという人のために、スペインの食事における物価がどれくらいなのか紹介していきます。
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スペインの物価は高い?安い?
スペインは日本よりも物価は高い?安い?
スペインと日本の物価を比べた時、例えばスーパーの食品の値段だとダントツにスペインの方が安いです。
ただ外食するとなった場合は一概にどちらの物価の方が高いかとは言い切れないところがあります。
日本のレストランとスペインのレストランを比べると、ややスペインの方が低い予算で楽しめるかと思います。
ただ日本だと牛丼やファミレスそれにフードコート等、安く外食を済まそうと思うといくらでも手段がありますよね。
スペインだとマクドナルドのようなファーストフード店もありますが、こちらは日本より値段が高めです。
滞在中の食事を全てバルやレストランで摂る場合は、それなりの食費を考えておいた方がいいですよ。
バルでの平均予算
バルでの平均予算の目安は、大体一人当たり15ユーロから30ユーロです。
ちなみに昼食の時間帯には10ユーロくらいの日替わりランチ(Menu del dia)を出すバルが多いです。
日替わりランチは大体2皿コースでボリュームがあり、飲み物やデザートも含まれていることが多いのでお得感満載ですよ。
バルはタパスや場所によってはサンドイッチ等の軽食もあり、レストランよりやや低い予算で気軽に食事ができる場所です。
レストランでの平均予算
レストランの平均予算の目安は、大体一人当たり20ユーロから50ユーロです。
レストランの場合バルと比べると庶民的なところから高級レストランまで色々あってかなり相場にばらつきがありますし50ユーロを越えることもあります。
さらにワインのボトルを注文するかしないかによってもかなり値段が変わってきますので、あくまで目安として考えていてくださいね。
レストランではバルと比べると落ち着いた雰囲気の中でしっかり食事を楽しむことができます。
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物価が高い都市はどこ?
スペイン国内の物価は、大都市ほど物価が高く地方に行く少し低くなる傾向があります。
日本と同じで都会は高くて、地方は安いんだね!
特にマドリードとバルセロナは街の中心部や観光地で物価が高めで、バレンシアやスペイン北部に行くとやや物価が落ち着きます。
アンダルシア地方に行くとほかの地方に比べると物価が低めになり、朝食やカフェをお手ごろに楽しむことができますよ。
水は1本いくらする?
観光していると水を買う機会が多くなりますよね。
スペインの町中で水を買うのに一番便利なのはキオスコと呼ばれるスタンドですが、500㎖のペットボトルで50セントから1ユーロくらいです。
大都市か地方都市かや観光地やそうでないかによって値段に開きがあるので、これは大体の目安になります。
スーパーに行くとこれより少し安く、20セントから50セントで買うことができるので、節約したい方にはスーパーに行くのがおすすめです。
またキオスコでもスーパーでも大きいボトルになればなるほど水の値段がお得になります。
よく水を飲む人は1.5ℓのペットボトル等大きめを買うのがおすすめです。
観光で1日に使う食費の目安
食費はどこでどんなものを食べるかによって大分変ってきますが、大体こんな感じになります。
- 朝食:カフェで5ユーロ
- 昼食:バルで15ユーロ
- 夕食:レストランで25ユーロ
- おやつや飲物:5ユーロ
一日大体一人50ユーロくらいが平均的な目安になると思います。
ただ食費は自分の予算に合わせてかなり調整がきくので、やりようによってはもっと安くなれば高くもなります。
昼食をカフェのサンドイッチやハンバーガー等で軽く済ませるともっと安くなりますし、夕食をバルで摂ると節約できます。
また逆に朝食はホテルのビュッフェにして、昼も夜もレストランでしっかり食べてお酒も飲むとなるともっと高くなりますよ。
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現金が足りなくなったらどうする?
持っていった現金が現地で足りなくなった場合はどうすればいいでしょうか?
日本円がある場合は現地の銀行や両替所でユーロに交換することができます。
手数料が場所によって様々なので、時間に余裕がある時には何ヶ所か比べてみるのがおすすめです。
また日本円が手元にない場合は銀行のATMからクレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を引き出すという方法もあります。
こちらも通常は手数料がかかりますが、どうしても現金が必要な時には便利な方法です。
また一部の銀行が発行している国際キャッシュカードがある場合は、日本の自分の口座から、海外のATMを使って現地の通貨でお金を引き出すことができます。
ちなみにスペインはトラベラーズチェックを使ったり換金したりできるところがほとんどないので、注意してください。
スペインはほとんどすべての場所でクレジットカードが使えるので、現金は最小限にして基本的には全部カードで払ってしまうというのも一つの手ですよ。
まとめ
- スペインの物価は日本よりもやや低め
- バルの平均予算は15ユーロから30ユーロが目安
- レストランの平均予算は20ユーロから50ユーロが目安
- マドリードやバルセロナは物価が高めで地方に行くと少し低くなる
- 食費は1日で1人50ユーロが目安
- どこでもカードが使えるので現金が少なくなっても安心
スペインはヨーロッパの中でも物価が安い国といった印象があるかもしれません。
スペインで生活するには物価は低めなのですが、観光地へ行くとやや物価が高めになる傾向なので日本よりやや低いか同じくらいと考えていると間違いないと思います。
ただバルでもレストランでも一皿のボリュームが結構あるので、なんとなくお得感を感じるかもしれません。
スペインでは日本よりもクレジットカードが良く使われるので、レストランやショップはもちろんお土産屋さんや駅等あらゆるところでカードが使えます。
両替した現金が少なくなってきても、カードが使えるのでそんなに心配する必要はありませんよ。
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