ヨーロッパに旅行に行こうと思い立った時、どんな国が思い浮かびますか?
フランス、イタリア、ドイツそしてもちろんスペインと西ヨーロッパだけでもこれだけある上にそれぞれどの国も見どころがあるので迷ってしまいますよね。
ヨーロッパに旅行する機会はそんなに頻繁にあるわけではないので、どの国に行くか選ぶのには慎重になると思います。
ヨーロッパの国の中でもスペインは世界遺産に美術館それにビーチにフラメンコといろいろな楽しみ方ができる上に食事もおいしい、とてもおすすめの国なんですよ。
スペインで暮らしている身としては、ぜひたくさんの人にスペインの魅力を知ってもらいたいです。
そこでここではヨーロッパ旅行でどの国に行こうか迷っている方へ
などスペインの基本的な観光情報を紹介していきたいと思います。
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スペインの観光名所は?
スペインと一言に行っても、観光名所はその全土に散らばっていてその魅力は様々です。
ここではそのスペインの観光名所で代表的なところを紹介していきたいと思います。
マドリッド
言わずと知れたスペインの首都です。
スペインの中でも比較的新しい街なのでとても近代的で、プラド美術館をはじめとした貴重な作品が盛りだくさんの美術館も多く王宮も見ることができます。
スペインに行くなら一度は立ち寄りたい街ですよ。
バルセロナ
今や首都のマドリッドより人気の一大観光地です。
サグラダ・ファミリア聖堂をはじめとしたガウディの建築物をはじめとした、バルセロナならではの世界観を持った世界遺産が目白押しです。
そしてなんとビーチまで楽しめてしまうところもその人気の秘密です。
最近はバルセロナでサッカー観戦をしたいという人も多いですよね。
アンダルシア地方(スペイン南部)
フラメンコやひまわり畑それに白い村といった誰もが思い浮かべるスペインのイメージは、実はアンダルシアの文化です。
アラブ支配時代のイスラム建築の傑作であるグラナダのアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータは必見です。
マラガでのんびり地中海のビーチや魚介類を楽しむのもいいですよ。
一番スペインらしさを感じることができる場所です。
ガリシア地方(スペイン北部)
スペイン北部の沿岸戦にある地域で、ムール貝をはじめとした魚介類を使った料理は絶品だと言われています。
またこの地域にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラにある大聖堂はヨーロッパ有数の巡礼地です。
今でもヨーロッパ中から徒歩でピレネー山脈を越える巡礼路をたどってやってくる人がたくさんいます。
夏でも涼しくて過ごしやすいので、避暑地としても人気ですよ。
サッカー観戦
レアルマドリッドやバルセロナが世界的に人気になり、サッカー観戦が目的でスペインにくる人も多くなりました。
ただ人気のゲームは当日券はまずないので、日本からあらかじめインターネットでチケットを購入してから来るようにした方がいいですよ。
アンダルシアのひまわり畑
スペインというとアンダルシアのひまわり畑を思い浮かべる人も多いですよね。
ひまわり畑が多くあるのはセビリアからマラガに繋がる道路わきやカディス県で、見渡す限り一面に広がるひまわりの花々は本当に絶景ですよ!
ひまわりの花は6月末から7月にかけて満開を迎えるので、ドライブしながら見学するのがおすすめです。
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食事は美味しい?おすすめ料理は?
素朴で素材の味を生かしたスペイン料理の味付けは日本人の口にもあいやすいです。
沿岸部では新鮮な魚介類をたっぷり堪能できますし、マドリッド等の内陸部ではお肉や豆を使った料理を楽しむことができます。
スペインの釜めしパエリアは日本でも人気ですし、イベリコ豚の生ハムは絶品ですよ。
その他にもスパニッシュオムレツやアンダルシア沿岸部の魚のフライ(ぺスカドス・フリートス)それに冷たいトマトスープのガスパッチョは特におすすめです。
おすすめのおみやげは?
スペインでおすすめのおみやげはたくさんあります。
- オリーブオイル
- オリーブの実の缶詰
- ワイン
- トゥロン
- チュッパチャプス
- 魚介類の缶詰
スペイン料理にエクストラバージンオリーブオイルは欠かせないもので、アンダルシアで育てられたオリーブで作るスペイン産のオリーブオイルは絶品です。
瓶入りより缶入りのものがスーツケースで持って帰るのに安心ですよ。
またアンチョビを詰めたオリーブの実の缶詰は、スペインではおつまみや前菜にとてもよく食べられているものです。
またスペイン産のワインは味と品質に定評があり、特にリオハ産のワインは絶品でファンも多いです。
トゥロンというのはアーモンドを固めた甘いお菓子で、スペイン人はクリスマスの時期になるとみんなこれを食べます。
日本でもおなじみのチュッパチャプスは実はバルセロナが発祥の地です。
スーパーや売店などいたるところで売られているほか、おみやげにむいたまとめ売りパックもあるのでチョックしてみてください。
タコやムール貝それにイカの墨煮など魚介類の缶詰もおすすめです。
スーパーに行くとたくさんの種類の缶詰がそんなに高くない値段で売られているので、要チェックですよ。
何日くらいで主要な観光地を回れるか?
スペインの観光地を見て回るのに、どれくらいの日数が必要かをお伝えします。
マドリッドやバルセロナは街も大きくて観光スポットも多いので、じっくり隅々まで見て回るには1週間くらいかかることもあります。
1つの都市をじっくり見たいという人にはこれもいいと思いますが、せっかくスペインに来たならいろんな都市を見て回りたいという人ももちろんいますよね。
その場合はマドリッドやバルセロナは2,3日で主要なスポットを見て回り、後は北部やアンダルシア地方を見て回るのがいいと思います。
北部やアンダルシアの主要な都市は大体丸一日あれば見て回れます
ってことは、マドリッドやバルセロナに滞在する日数+行きたい街の数+移動を考えて予備に1日か2日くらいみたら良さそうだね!
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旅行のベストシーズンはいつ?どんな服装が良い?
もし大聖堂やお城などの文化財を見てまわるなら、春や秋がおすすめです。
スペインらしい灼熱の太陽を体験したい場合やビーチでのんびりするならやっぱり夏です。
北部以外のスペインの夏は暑いですが、湿気がないので日陰に入るだけでかなり暑さがしのげます。
服装は日本で着ているのと同じで大丈夫ですが、夏に北部に行く時だけは長袖や軽い羽織ものを用意するようにしてくださいね。
以前の「スペインでの服装は?シーズンや場所にあわせた服選び!」という記事内で、スペインの各地域、シーズン毎のおすすめの服装や、観光する場所に適した服装を紹介しています。
観光する服装に迷ったら参考にしてみてくださいね。
⇒スペインでの服装は?シーズンや場所にあわせた服選び!
観光客が最も多い時期は?
観光客が多いのはなんといってもバカンスシーズンの6月から8月です。
特
にビーチを楽しめるバルセロナやマラガは観光客でごった返しますし、避暑地になる北部も混雑します。
この時期のマドリッドでは観光客は多いものの、地元の人はビーチや避暑地に出かけてあまりいなくなります。
治安はどうなの?
スペインは凶悪犯罪も少ないどちらかというと治安のいい国です。
でもマドリッドやバルセロナでは観光客を狙ったスリや置き引きが多いので、手荷物には十分注意するようにしてください。
- 現金やカードは何ヶ所化に分散させる
- バッグのファスナーは必ず閉める
- バッグは体の横か前にして持つ
- レストランなどで席に座る時もバッグは膝にのせておく
等の対策をとっている方が安心です。
暗くなってから人気のない道に一人で行かない、知らない人について行かないといった基本的な注意事項は守るようにしてくださいね。
まとめ
- スペインは文化財にビーチに見どころがいっぱい
- 素材を生かした素朴な味付けの料理はおいしい
- オリーブオイルを始めおみやげにできるものもいっぱいある
- 夏は観光客でかなりにぎわう
- 服装も夏の北部を除いて日本と同じで大丈夫
スペインは世界遺産も多くビーチもあって北部は避暑地になるという、沢山の楽しみ方ができる国です。
バルセロナのガウディの建築物や各地の大聖堂、それにアンダルシアに残るイスラム建築等、独特で壮大な建物は本当に見ごたえたっぷりです。
アンダルシア地方の海とひまわり畑、それにオリーブ畑等自然の景観も素敵です。
食事も生ハムや魚介類にパエージャととても多彩なので、何日いても飽きませんよ。
治安もスリと置き引きの対策をきちんとして、基本的な安全対策さえしていれば、個人や女性だけのグループでも十分旅行を楽しむことができます。
ヨーロッパに旅行を検討している人は、ぜひスペインも候補に入れてくださいね。
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