スペインのアンダルシア地方の初夏の風物詩に、見渡す限り一面に咲き誇るひまわり畑があります。
このひまわり畑は日本でもよく知られていて、特に女性たちの間ではスペインに行ったらぜひ見てみたいスポットだったり、スペインに旅行する目的だったりしますよね。
アンダルシアの強い日差しの中ひまわりがきれいに咲いていられるのはほんの1週間か2週間ぐらいです。
なので満開のひまわりを見るには結構運が必要なのですが、それでもやっぱり大体の開花状況は知っておきたいですよね。
それではここではスペインでも特に有名なひまわりを見られるスポットの例年の開花状況や、ひまわりを見に行く時の注意点などを紹介したいと思います。
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スペインでのひまわりの見頃はいつ?
スペインでひまわり畑がたくさんあるのはアンダルシア地方なのですが、例年の開花状況でいうと6月から咲き始めることが多いです。
ただ開花の時期はその年の天気や気温の上がり方にかなり左右されてしまいます。
例えば春に雨が多くて気温が上がり始めるのが遅い年は開花が7月にずれることもありますし、天気がいい日が続くと逆に5月に咲き始めることもあります。
一旦ひまわりが咲くとスペインの強い日差しの中では、2週間くらいでどんどんしおれていってしまいます。
日本のお花見と同じように、結構タイミングを計るのが大変だったりします。
ひまわり畑を見に行くツアーなども、直前までタイミングを計りながらツアーを敢行するかどうか決めているようです。
エリア毎の例年の開花状況
アンダルシアのセビリア周辺
アンダルシアでも一番ひまわり畑が多いのがセビリア周辺です。
- セビリア-カルモナ
- セビリア-ミハス
特に上記の間が人気のスポットになっています。
この辺りの開花状況は上でも触れたようにその年の天気に左右されることもありますが大体6月ごろです。
カルモナは古城を使ったパラドールという宿泊施設がある場所で、ミハスは一番人気の白い村なので、セビリアを拠点にしてこの辺りをドライブするのがおすすめです。
バルセロナ
ひまわり畑というとアンダルシアが多いのですが、バルセロナとジローナという町の間にもひまわり畑があります。
こちらの開花状況はアンダルシアよりも少し遅い7月です。
バルセロナからジローナまでは車で片道1時間半くらいで、ひまわり畑にも寄る1日ツアーもありますよ。
どこの地域が一番おすすめか?
ひまわり畑というとやはりスペインでもアンダルシア地方の初夏の風景です。
なのでせっかくひまわりを見るならば本場のアンダルシアの方が雰囲気が出ていいのではないでしょうか。
セビリアを拠点にして、その周辺のひまわり畑の見学に行くのが一番お手軽ですよ!
ただひまわりはなかなかひまわりが咲く時期をぴったりと予測するのは難しく、咲いている期間も短いので、もしひまわりが咲いていなくても他のことを楽しめるような日程を組んでおく方がいいです。
セビリアや他のアンダルシアの都市には世界遺産も多いしマラガに行くとビーチも楽しむことができます。
もしバルセロナ観光の方に興味がある場合は、バルセロナ周辺のひまわり畑を見に行くよう予定を組むのもOKですよ。
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ひまわり畑の観光の方法
ひまわり畑は町の郊外にあるので、観光に行くのはちょっと大変な気もしますよね。
ひまわり畑ってみんなどうやって見てるの?
ひまわり畑を見る方法は色々あるんだよ!
代表的なひまわり畑の観光方法を紹介していくね!
レンタカーを借りる
国際運転免許証がある方は、自分のペースで気ままにひまわり畑を観光できるこの方法が一番おすすめです。
ただスペインでは日本と車は右ハンドルでほとんど全部ミッション車なので注意するようにしてくださいね。
タクシーに乗る
自分で運転するのはちょっとという場合は、セビリアからタクシーに乗るのもいいですよ。
料金は少々かさむかもしれませんが、タクシーの運転手さんなら周辺のひまわり畑の事情にも詳しいので安心です。
タクシーが自分で道を調べたりしなくていいので一番楽な方法です!
移動の途中のバスの車窓から
セビリアからカルモナへ行くバスやセビリアからミハスへ行くバスの車掌からひまわり畑を楽しむという方法もあります。
近くまで行くことはできませんが、車窓からみるひまわり畑も十分見ごたえがありますよ。
見地発のひまわり畑見学ツアーに参加する
セビリアやバルセロナからは現地発のひまわり畑見学一日ツアーも観光されています。
見学する時間は限られますが、確実にひまわり畑見学にぴったりのポイントに連れていてくれるので確実です。
周辺の町の散策もついているのでお得です。
日本語のツアーもあるのでチェックしてみてくださいね。
http://www.veltra.com/jp/europe/spain/seville/a/111963
http://www.veltra.com/jp/europe/spain/barcelona/a/109442
ひまわり畑の観光に関して
ひまわり畑の観光というと、ひまわり畑自体が観光客向けに解放されているようなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でもひまわり畑のほとんどが小麦や野菜のと同じような普通の畑で、完全な私有地なので中に入ることはできません。
畑の中には入っていけませんが交通の邪魔にならないところに車を止めて、近くまで行って写真撮影するのは大丈夫ですよ。
昼間になると6月でもアンダルシア地方はかなり暑いので、午前中に行くのがおすすめです。
その時は日よけなサングラスや帽子をもって、歩きやすい靴で行ってくださいね。
蜂が寄ってくることがあるので虫よけスプレーをかけていくと安心ですよ。
念のため蜂が好きな黒や赤それに黄色や白の服は避けた方がいいかもしれません。
- サングラス
- 帽子
- 歩きやすい靴
- 虫除けスプレー(蜂対策)
- 黒・赤・黄色・白の服は避ける(蜂対策)
まとめ
- ひまわり畑を見るならセビリア周辺がおすすめ
- バルセロナージローナ間にもひまわり畑がある
- ひまわりの見ごろはアンダルシアが6月でバルセロナが7月
- その年の天気や気温の推移によって前後することもあるので注意
- 観光方法には車やタクシーやバス又は現地発のツアーがおすすめ
- 見学に行く時は強い日差しと虫対策を
スペインの初夏のほんの少しの期間しか楽しむことができないひまわり畑ですが、満開のひまわり畑には圧倒されるくらいの凄さがあります。
太陽に向かってまっすぐ伸びるひまわりたちの姿は、見ているだけで元気をもらえそうですよね。
ひまわり畑を見るためにスペインにくるならアンダルシアなら6月、バルセロナなら7月がねらい目です。
もし狙い定めて決めた旅行の日程にひまわりがほとんど咲いてなかったり、逆にもう枯れてしまっていたりしたらどうしようと思うかもしれませんよね。
でもセビリアやバルセロナにはひまわり以外の見どころも沢山あるので、退屈することはありませんよ。
ひまわり畑目当てではないけど6月や7月にスペインに行くという人は、運が良ければ移動の合間にひまわり畑が見られるかもしれないので楽しみにしてくださいね。
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