プラド美術館の予約はオンラインで！簡単 にできますよ！

スペインの首都マドリードには見ごたえのある美術館がいくつもある芸術的な街という一面があります。

そのなかでもベラスケス、ゴヤ、エル・グレコといった、スペインで活躍した名だたる巨匠の作品が並ぶプラド美術館は必見のスポットです。

美術館に一歩足を踏み入れたら、元々はスペイン王の所有物だったという壮大なコレクションの中で思う存分絵画を堪能することができます。

絵画にはあまり興味がないという人でも、一度はどこかで見たことのあるような有名作品が沢山あるので十分に楽しめる場所でもあるんですよ。

そんなプラド美術館は大人気の観光地なため、チケットを購入するのにかなり長い列ができていることもしょっちゅうです。

そしてこの列に並ぶ時間を節約するには事前にチケットを予約しておくのが得策です。

プラド美術館のチケット予約方法

プラド美術館のチケットの予約は下記のプラド美術館の公式サイトからすることができます。

プラド美術館公式サイト
https://www.museodelprado.es/en

サイトはスペイン語と英語で表示できるので、より理解しやすい英語表示にしましょう。

当日はその指定した時間に行かないと中に入れなくなってしまうので注意してくださいね。

予約確認ではなくそのメールが入場するためのチケットになるので、必ずプリントアウトして現地まで持って行ってくださいね。

またネット経由でキャンセルができないので、日にちや時間を選ぶのは慎重にしてください。

他のチケットの予約方法には旅行会社のチケット代行もありますが、割高になるので注意してください。

チケットの種類と値段

さて予約の手続きの中で結構たくさんの種類のチケットがあって迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

ここではチケットの種類と値段を簡単に説明しておきたいと思います。

General Ticket　€15,00

通常の見学チケットです。

General Ticket + ‘Guide book of the Prado’　 €24,00

通常の見学チケットとプラド美術館のガイドブックがセットになったものです。

チケットとガイドブックを別々に購入するよりお得になるので、ガイドブックを買おうと思っている人におすすめです。

Reduced Ticket　€7,50

65歳以上の方に適用されるチケットです。

Free Ticket

18歳以下と18歳から25歳の大学生対象の無料入場券です。

最低1枚の有料のチケットとセットで購入するのが条件です。

Paseo del Arte Ticket　€29,60

プラド美術館に加えて同じくマドリードにあるティッセン・ボルネミッサ美術館とソフィア王妃芸術センターにも入場できる美術館周遊チケットです。

上記の料金に加えて予約サイトでチケットを事前購入するとチケット1枚につき€0.50の手数料がかかります。

またチケットや予約手数料の値段は良く変更になるので、公式サイトで最新情報を確認するようにしてくださいね。

開館時間と無料で入場できる時間帯

プラド美術館の開館時間は次の通りです。

現地でのチケット販売は閉館の30分前までで、閉館10分前には退場しないといけないので余裕を持って見学に行くようにしてくださいね。

そして毎日閉館の2時間前からはプラド美術館への入場が無料になります。

この無料の時間にはものすごく混み合う上に、2時間だと館内全部を見て回るにはかなり駆け足になってしまうのでサクッと見学したい人向けです。

ちなみに無料の時間に入場したい時は、事前に予約する必要はないので注意してくださいね。

予約は必要なの？

プラド美術館へは無料で入場できる時間帯もあるのにわざわざ予約する必要があるのかなと疑問に思う人もいるかもしれません。

上でも少し触れましたが無料で入れる時間帯には美術館がものすごく混雑します。

また作品を全部じっくり見て回りたい時は2時では時間が十分でないので、前に一度行ったことがあったりしてさらっと有名な絵画だけ見たいという人にはおすすめです。

ただ館内を時間にとらわれずゆっくりと心行くまで見て回って美術館を楽しみたい人は、やはりチケットを購入して中に入るのがおすすめです。

プラド美術館は超人気の観光地なので、特に夏場はチケットを買うのにかなりの間列に並ばないといけないこともあります。

限られたマドリード観光の時間を列に並ぶのに使うのはかなりもったいないので、効率よく観光したい人には予約するのがおすすめです。

観光オフシーズンだとそこまで混雑していないこともありますが、週末や新し特別展示が始まった時はやはり混み合うので、予約しておいた方が安心かなと思います。

いつから予約ができるのかについては、2カ月先の日付まで指定できるようになっています。

プラド美術館について

プラド美術館へのアクセス方法

プラド美術館の最寄駅は地下鉄のAnton Martin駅です。

またバルセロナやアンダルシアからの新幹線AVEが到着するAtocha駅からも歩いてそんなにかかりません。

入場の際の注意点

入場する時に空港であるような金属探知機での荷物チェックがあります。

また館内は写真やビデオでの撮影が一切禁止になっています。

お気に入りの絵画があったらミュージアムショップで絵葉書を買うのも旅の思い出になるのでおすすめです。

見どころ

プラド美術館では12世紀から19世紀までのスペイン絵画に加えて、イタリア絵画やフランドル派の絵画など幅広い様式の絵画を見ることができます。

ただその中でもベラスケス、ゴヤ、エル・グレコのスペインを代表する3人の巨匠の作品のすごさはやはり群を抜いています。

ベラスケスの『ラス・メニーナス』やエル・グレコの『羊飼いの礼拝』それにゴヤの『裸のマハ』なんかは特に有名で見たことのある人も多いと思います。

さらにゴヤの晩年の作品である『黒い絵』シリーズは不気味な中にも強いメッセージ性があって印象的です。

プラド美術館の裏にはレティーロ公園っていう緑が豊かな公園もありますよ！

まとめ

• プラド美術館のチケットは公式サイトでオンライン予約ができる
• 予約語に届くメールがチケットなので必ず印刷して持って行く
• チケット1枚につき予約手数料が€0.50かかる
• チケットには色々な種類があるので自分に合ったものを選ぶ
• 毎日閉館時間の2時間前からは無料で入場できる
• 夏場は特に混み合うので予約しておくのがおすすめ

プラド美術館は間違いなくマドリード観光の目玉なので、マドリードに行ったらぜひ行きたいと思っている人も多いと思います。

でもプラド美術館に行くのをどんなに楽しみにしていても、入口にできた行列を見ると盛り上がっていた気分が一気に萎えてしまったりもします。

さらにプラド美術館に入場する行列待ちのおかげでマドリード観光に使えるはずだった時間が半減したなんていうことになったらかなりもったいないです。

特に旅行日程がタイトな人は事前にプラド美術館のチケットを予約しておいた方が効率よくマドリードの街を見て回ることができますよ。