海外に旅行するとなった時気がかりなことの一つに、チップをどうしたらいいのかということがあるのではないでしょうか。

チップは日本では馴染みのないものなので、どんな時にいくらくらいどんな風に渡したらいいのかなかなかわからないですよね。

アメリカの映画やドラマではホテルやレストランそれにタクシーとあらゆる場所でチップを渡す場面が出てきたりします。

これからスペインに旅行される人に中には、スペインではチップをどんな時に渡せばいいのか情報を探している人もいると思います。

チップについては事前に知識がないと、スマートにふるまえないのでちょっとカッコ悪かったりもしますよね。

笑

それではここではこれからスペインに旅行するのでチップについて知っておきたいという方のために、スペインのチップ事情について説明したいと思います。



Sponsered Links


そもそもチップは必要か?

まずスペインのチップ事情について簡単に言ってしまうと、スペインではほとんどの場合チップは必要ありません。

アメリカなどでは料金の何パーセントかは絶対チップで渡すというようルールがありますが、スペインではそんなルールは存在しません。

チップはほとんど必要ないですが、日本との違いはスペインでは気分によってはチップを渡すこともあるというところです。

タクシーやホテルで重い荷物を運んでもらったり、レストランでとても気持ちのいいサービスを受けたりした場合は、自主的にチップを渡すこともあります。

ただその時も料金の何パーセントを払うというような決まりはないので、お釣りから小銭を少し渡す程度で大丈夫です。

金額に決まりはないというと余計戸惑う方もいるかもしれませんが、その場合は€1コインを渡すと決めておくといいかもしれません。

ポイント

スペインではチップは払おうと思った時に払える分だけ払うという感覚で大丈夫なんですよ。

チップの渡し方

money2
基本的にチップっはいらないスペインですが、気持ちいいサービスを受けた時にはチップを渡したいということもあると思います。

そんな時はどのようにチップを渡せばいいのか紹介していきたいと思います。

ホテル

海外のホテルでは枕銭というチップをチェックアウトする時にベッドサイドの枕元に置いていく習慣があるところもありますが、スペインでは基本的に必要ありません。

重い荷物を部屋まで運んでもらったり、何か特別なお願いを聞いてもらったりした時に、その場で直接小銭をいくらか渡すという形で大丈夫です。

バルやレストラン

スペインではバルやレストランでも基本的にはチップは必要ありません。

でも料理がおいしかったりサービスが良かったりしてチップを渡したいなと思った場合は、お釣りをテーブルに残していくようにしてください。

スペインのバルやレストランでは会計を食事していたテーブルでします。

ウェイターさんにお会計を頼むと、まず金額の書いてあるレシートをトレーなどにおいて持ってきてくれるので、食事代をトレーにのせてしばらく待ちます。

するとウェイターさんがそれを取りに来てくれて、またお釣りをトレーにのせて持ってきてくれます。

チップはこのトレーの上にお釣りの一部を残していく形で渡します。

ちなみにスペインのバルやレストランで食事をして支払いをすると、お釣りがたくさんの小さい小銭で返ってくることが良くあります。

これは実はお店の側がお客さんが小銭をいくらか置いて行ってくれることを期待してのことです。

でも絶対小銭をチップとして残していかないといけないかというとそんなことはないので安心してください。

ポイント

残していくも行かないも、またいくらくらい残していくのかも、その時の気分次第で決めてしまって大丈夫ですよ。

タクシー

タクシーでも基本的にチップは必要ではありません。

観光の合間に街中を移動したというような場合、特にアンダルシア地方では1セント単位まできっちりお釣りをくれるドライバーがほとんどです。

これも絶対ではありませんが、重い荷物を出し入れしてもらった時等にお釣りの端数を少し渡すというような感覚で大丈夫です。



Sponsered Links


クレジットカード払いの時どう渡す?

スペインでクレジットカードで支払いをする場合はチップについて考える必要はありません。

アメリカだとレシートの金額の下に空欄があって、クレジットカードで払う場合はそこにチップを含めて自分が払おうと思う額を記入しないといけなかったりします。

でもスペインではレシート通りの金額をそのまま払っておしまいです。

一般的ではありませんがクレジットカードで払ったけどどうしてもチップを渡したいというような時は、テーブルに財布の中の小銭をいくらか残しておく形で大丈夫です。

チップの相場は

もしチップを渡そうと思った時どれくらい渡せばいいのかも気になるところだと思いますが、スペインではチップの相場もとくにありません。

手持ちの小銭やお釣りの中から渡したい分だけ渡すという形で大丈夫ですよ。

まとめ

  • スペインではチップは基本的に必要ない
  • 気持ちいいサービスを受けたときなどはチップを渡すこともある
  • 相場も特になく小銭を少し渡す
  • バルやレストランでチップを払う時はテーブルに残しておく
  • タクシーで荷物を積んでもらったような時はお釣りの端数や一部を渡す

チップは海外の文化の中でもわたしたち日本人が一番戸惑うものの1つですよね。

スペインではチップはほとんど必要ないと知って安心した人もいるかと思います。

払わないと決めたのなら払わなくてもいいですし、払う場合も相場などはないのでチップの多い少ないに頭を悩ませることもありません。

またもしスペインでチップを渡そうと思った時でも、バルやレストランではテーブルに小銭を残していくだけなので簡単ですよね。

タクシーやホテルで重い荷物を運んでもらうなどして、お世話になったなと思う時はその場でお釣りの端数や財布の中の小銭を渡すようにしてくださいね。

笑

何はともあれスペインを旅行する時はあまりチップのことは気にしなくても大丈夫ですよ。



Sponsered Links