スペインに関するサイトや番組などで、ピンチョスがずらりと並んでいるバルの画像を見たことはありませんか？
バルでのおつまみや軽食として人気のピンチョスは、種類が豊富で見ているだけで楽しくなるうえに気軽に食べられるので地元の人や観光客に人気です。
でも実はピンチョスはスペイン内ならどこでも食べられるというわけではなく、この形式で料理を出すバルがある地域は限られています。
ピンチョスを食べるのがスペイン旅行のメインの目的の一つだという人は、旅行の計画を立てる前にピンチョスが食べられる場所を押さえておくのは必須なんですよ。
ここからはピンチョスを食べにスペインに行きたいという人のために、スペインでピンチョスがおいしい場所などについて紹介していきたいと思います。
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スペインでピンチョスがおいしい場所は？
スペイン北部(バスク)
ピンチョス発祥の場所と言えばスペイン北部のバスク地方です。
バスクの中心地で観光地のサンセバスチャンにはそのお店特性のピンチョスをそろえたバルが沢山あることで有名で、食べ歩きの名所になっています。
カンタブリア海に面したスペイン北部は魚介類が豊富で、また山にも囲まれていてたくさんの食材が揃うこともあり、ヨーロッパの中でグルメスポットとして有名です！
そんな土地柄かおつまみのピンチョスと言えども手の込んだものが多く、見た目も華やかで食事の時間を楽しく彩ってくれますよ。
バルセロナ
ピンチョスはもともとバスク地方の料理なのですが、バルセロナのバルでも取り入れている所が多いです。
日本ではもしかするとピンチョスというとバルセロナのものというイメージを持っている人の方が多いのではないでしょうか。
バルセロナも海と山に囲まれた美食の地なので、たくさんの食材が揃うところも北部と共通していますね。
バルセロナは観光名所も多いので、スペイン観光とピンチョスを短期間で両方楽しむら最適だね！
それら以外の地域
バスクとバルセロナ以外の地域ではバルというとピンチョスではなく小皿料理のタパスを出すところが多くなります。
アンダルシア地方ではピンチョスを出すバルというのはほとんど見られないのですが、Lizarranというチェーン展開しているピンチョスのバルがアンダルシアにもあります。
Lizarranは路面はもちろんターミナル駅やショッピングセンターに入っているカジュアルなバルで、子供連れでも気兼ねなく入れますよ！
もし、アンダルシアでもピンチョスが食べたいなという方は、買い物で行ったショッピングセンターやターミナル駅にLizarranがあるかチェックしてみてください。
Lizarran
http://lizarran.es/
ピンチョスの種類
ピンチョスはスペインのバルで出されるおつまみで、薄くスライスされたバゲットの上に料理をのせ、その上に串を刺したものです。
パン上に乗せる料理は肉、ソーセージ、魚、シーフード、卵、野菜と何でもよく、バルに並ぶピンチョスの種類は無限にあります。
調理法も焼き物、揚げ物、茹でたもの、酢漬けとある意味何でもありなんですよ。
スペイン北部やバルセロナのバルに行くとカウンターの上にずらりと色々なピンチョスが並んでいるので、それを見るだけで食欲がそそられます。
ちなみにピンチョスの上に刺さっている串はお会計する時に数えるバルが多いので、お皿の上に残しておいてくださいね！
おつまみと書きましたが、軽めの昼食などでいくつかピンチョスをつまむのもいいですよ。
1つ1つのピンチョスはそんなに大きくないですが、パンの上に乗っている料理は結構ボリュームがあるので3～5個も食べれば十分お腹いっぱいになります。
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タパスとピンチョス
スペインのバルと言えばピンチョス以外にも小皿料理のタパスが有名です。
タパスもピンチョスと同じようにおつまみや軽食として食べられて、マドリードやスペインの中部、それに南部のバルではタパスの方が定番です。
どちらも安くおいしく食べられるので、スペインの食文化になくてはならない存在です。
タパスとピンチョスの一番の違いは、タパスがお皿に盛られているのに対しピンチョスがパンの上に乗っていて串が刺さっているということです。
そのためタパスはフォークで食べるものも多いですが、ピンチョスは串や手でもって食べられるものが多いですよ。
タパスとピンチョスは全く違う料理なのかというとそうでもなく、スパニッシュオムレツなどタパスでもピンチョスでも食べられるものもあります。
この2つの違いは料理の内容ではなく料理を出す形式の違いと考える方がしっくりくると思いますよ！
日本と同じようにお酒を飲むときには料理もしっかり食べる文化のスペインでは、タパスもピンチョスも人々にとても愛されています。
下記の記事でおすすめのスペイン料理やレストランやバルでの注文方法などを詳しく説明しています。よかったら参考にしてみてください。
＞スペイン料理の特徴やマナーは？！現地人が詳しく教えます！
★スペインでのバルの利用方法について詳しく知りたい方へ
下記の記事でバルの利用方法やバルで使えるスペイン語などを詳しく紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
＞スペインでのバルへの入り方は？正しいマナーを知っておこう
まとめ
- ピンチョス発祥の地はスペイン北部のバスク地方
- バルセロナでもピンチョスを出すバルがたくさんある
- Lizarranというピンチョス専門のバルがスペインに全国展開している
- ピンチョスはパンの上に串を刺した食べ物をのせたおつまみもしくは軽食
- パンの上に乗せる料理の種類は無限にある
- タパスとの違いはパンに乗っているかお皿に盛りつけてあるか
スペインの休日には昼間からピンチョスやタパスと一緒にグラスビールを楽しんでいる人が街にあふれています。
旅行中は郷に入れば郷に従えでスペイン人と一緒にこんなまったり楽しい昼食を楽しむのもいいですよね。
ピンチョスはバルのカウンターに並んでいる実際の料理を見て好きなものを選べるので、スペイン語のメニューがわからなくても指差しで注文できてお手軽ですよ。
ピンチョスという言葉を聞いたことがない人もいると思いますが、日本でもレシピが紹介されていたりして人気です。
スペインでピンチョスにハマったら、日本で自分で作ってみるのもいいですよね！
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